後悔しない自然素材の家|メンテナンスを確認。方法(意外と簡単)、頻度、コストなど

自然素材の家は、工業化製品を多用した家と比べて繊細なイメージかと思います。

そのため「特別なメンテナンスが必要なのでは?」と感じている方が多いのですが、実は意外と簡単なお手入れで長く快適な暮らしを送れます。

とはいえ自然素材に全く関心を持たずに状態の変化を見逃したり、極端に状態が悪くなる使い方をしたりすると、当然劣化のスピードが早まってしまいます。

そこで今回は「自然素材の家こそ理想の家。でもメンテナンス負担で後悔するのが心配」と不安をお持ちの方に、自然素材の家のメンテナンスを詳しく紹介します。

自然素材の家のメンテナンス|チェックするべきポイント
  • 素材別のメンテナンス方法
  • 自然素材の家をメンテナンスする頻度
  • 自然素材の家に必要なコスト

自然素材の家のメンテナンスに対する不安を解消しましょう。

自然素材の家とは|メリット・デメリットを確認

自然素材の家」という言葉を使うにあたって、明確な決まりはありません。

ハウスメーカー・工務店各社は、「無垢材等の自然の中にある素材を住宅建築に取り入れる」という大きなイメージの中で、個々の方針で「自然素材の家」という言葉を使っています。

自然素材の家が人気の理由

自然素材の家は工業化製品(ビニールクロス等)を多用した家にはない室内環境やデザインで、根強い人気があります。

また政府が「2050年のカーボンニュートラル実現」を目指して省エネ住宅の建築を促進していることもあり、製造・廃棄の環境負荷が少ない自然素材を活用した家づくりへの関心が高まっています。

自然素材の家のメリット・デメリット

自然素材の家には、工業化製品を多用した家とは全く違う特徴があります。

自然素材の家独自のメリット・デメリットを確認しましょう。

自然素材の家のメリット
  • 各素材に調湿・消臭・防火などの作用があり、住環境に合わせて活用できる
  • メンテナンスが意外と簡単
  • 耐久性が高い
  • 環境負荷が少ない(製造時・廃棄時に温室効果ガス排出量が少ない)
自然素材の家のデメリット
  • 建築費用が高い
  • 建築工期が長い
  • 均一なデザインではない

 

こちらの記事に実際の住み心地等の口コミを紹介しています。チェックしてみて下さい。
〈関連ページ〉自然素材の家の口コミからわかるメリット・デメリット|ハウスメーカーの選び方も解説

 

後悔しない自然素材の家|メンテナンス方法は意外と簡単

新築 | 京都 K様邸

「自然素材」と一口に言っても、住宅建築に使われる素材は多岐に渡ります。

今回は毎日のお掃除に関わる主な内装材をピックアップし、メンテナンス方法を紹介します。

無垢材

無垢材は、フローリング・天井・建具などに幅広く使われる自然素材です。

調湿作用があるほか、無垢材に含まれている空気が室内の温度の影響を受けるため、冬は保温・夏は保冷の役割も果たしてくれます。

無垢材のメンテナンスは、以下のとおりです。

頻度 メンテナンス
日常 気になる部分をから拭き
2〜3ヶ月に1回 固く絞った雑巾で水拭き
年1回 無垢材用クリーナーで掃除
劣化時 撥水しない状態

塗装し直し

無垢材は、数年間かけて木から水分を抜いた後で建築材料として使います。

これは無垢材をフローリングや柱として使った後に木が収縮し(水分が蒸発し)、過度に反る・割れるといった問題が起きないようにするためです。

そのため、無垢材には日常的な水拭きが必要ありません。(せっかく抜いた水分を与えることになるため)

また市販の中性洗剤等を使うとシミになるので、洗剤を使ってのメンテナンスも必要ありません。

 

無垢材の自然な反り・割れは、自然素材の家ならではの味わい深い経年変化です。経年変化については、こちらの記事で詳しく確認できます。

〈関連ページ〉自然素材の家のおしゃれな経年変化|劣化との違い、手入れや耐久性、素材別の特徴を解説

 

シラス壁

シラス壁は、火山噴火時に噴出したマグマが冷えた「シラス」からつくる自然素材です。

調湿・消臭・断熱など多機能で、メンテナンスフリーという点も魅力です。

 

シラス壁の詳しい特徴は、こちらの記事でチェックできます。

〈関連ページ〉シラス壁の特徴|メリット・デメリット、色や模様、珪藻土や漆喰との違いなど解説

 

内装・外壁・外構と幅広く活用できる点も魅力で、年々注目度が高まっています。

シラス壁のメンテナンスは、以下のとおりです。

頻度 メンテナンス
日常 ・基本的に必要なし
・ホコリ:乾いたモップで取る
・汚れ:乾いたメラミンスポンジで取る
劣化時 汚れや割れが気になる

重ね塗り

シラス壁も、日常的な水拭きや洗剤を使ってのメンテナンスが必要ありません。(シミになる可能性があるため)

劣化時は、状態によって重ね塗りをする範囲を決めることになります。

珪藻土・漆喰

珪藻土・漆喰は、耐火・消臭・調湿などの作用がある自然素材です。

メンテナンス方法はシラス壁と同様で、気になる部分がなければ特別なお手入れが必要ありません。

人気と知名度が高い素材なので、一部の汚れが目立つときはホームセンター等で購入し、DIYで部分的に塗り直しも可能です。

自然素材と工業化製品のメンテナンスを比較

自然素材と工業化製品のメンテナンスと比べると、以下の特徴があります。

自然素材 工業化製品

状態に合わせてメンテナンス

経年変化により見た目の味わいが深くなる

洗剤を使ってこまめにメンテナンス

経年劣化により状態が悪くなる

自然素材はメンテナンスに特別な知識・コストが必要なく、丁寧に使うことで愛着が増していくと考えて頂けると幸いです。

自然素材の家にかかる費用|ワンサイクルで考えるのが大切

新築 | 京都 K様邸

自然素材の家は、「大量生産できない建築材料を使う」、「専門知識を持った職人が時間をかけて施工する」などの理由で、工業化製品を多用した家よりも初期費用が高額になるのが一般的です。

ただし初期費用だけでなく「建築〜解体まで」のワンサイクルで考えると、工業化製品よりも費用を抑えられる可能性があります

例えばシラス壁の場合、初期費用は以下のとおりです。

例)シラス壁の初期費用

6畳1間をクロスで仕上げた場合、約6万円。「薩摩中霧島壁」で仕上げると、約10万円。

〈参照〉高千穂シラス

※「薩摩中霧島壁」は、シラス壁の内装材の商品名です。

シラス壁の調湿・断熱作用により電気代を削減できる可能性があるため、ワンサイクルの費用軽減効果が期待できます。

例)シラス壁の電気代節約効果

暖房時:土壁と比べ最大約8%の節電となる

冷房時:土壁と比べ最大約20%の節電となる

〈参照〉高千穂シラス

また工業化製品は10年〜15年ほどで交換時期を迎えるのが一般的ですが、自然素材は手を入れながら交換せずに使い続けることも可能です。

自然素材の家のコストに関しては、長期的な視点で考えるのが大切です。

まとめ|理想の家づくりはハウスメーカ・工務店選びが重要

工事部現場監督

自然素材の家のメンテナンスについてお話ししてきました。

「必要に応じてメンテナンスをする」という部分は工業化製品と同じですが、メンテナンス方法はシンプルで簡単でしたね。

ただし「素材と環境が極端に合わない」等の場合は腐る・カビるなどの問題が発生するケースもあります。

自然素材の家づくりは、専門知識と豊富な施工経験を持ち、責任を持ってアフタフォローができる体制のハウスメーカー・工務店に依頼して下さい。

お住まいの地域の環境を熟知している業者をピックアップし、モデルハウスや完成見学会に足を運んで信頼できる業者を選ぶのがおすすめです。

京都・大阪・滋賀で自然素材の家を検討中の方は、『三都の森』にお問い合わせ下さい。

「住宅は20年間のメンテナンスフリーであるべき」という方針のもと、アンティーク家具のようにずっと愛され続ける家づくりをしております。

また「何かあったらいつでも駆けつける」という姿勢で、アフターフォローにも力を入れております。

資金計画・土地探しから、家づくりの頼れるパートナーとなる『三都の森』に、お気軽にご相談下さい。

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