平屋とは新築する土地で住みやすさが決まる一戸建て住宅

京都の気候の特徴に合わせた住みやすさが続く家

子育て期から高齢になるまで暮らしやすさが続く平屋は、一戸建て住宅を新築する際、多くの人に好まれます。ただ、実際には土地選びの難しさから、実現をあきらめるケースも少なくありません。そのような中、京都市には快適な暮らしができる平屋を建てられる環境が調った住宅地があります。

暮らしやすい平屋とはどのような条件を持つ家なのでしょうか?

 

暮らしやすい平屋を建てるポイント
  • 平屋の暮らしやすさは土地の広さと敷地周辺の環境によって変わります
  • 京都市には暮らしやすい平屋が実現する第一種低層住居専用地域が多くあります
  • 平屋は子育て期から高齢期まで生涯暮らしやすさが続く家です

 

平屋に求められる土地の条件

平屋に求められる土地の条件

2階建て、3階建て住宅と比較すると、平屋には広い敷地が必要です。居住面積という面から考えると、箱形の住宅であれば平屋と同じ敷地面積でも、2階建てなら2倍、3階建てなら3倍の床面積が得られます。

家族の人数に応じて必要な居住面積

住宅には家族の愛情を育むコミュニケーションの場と、家族それぞれのプライバシーを維持できる場所の両方が必要です。その為、国の住生活基本法では、住生活基本計画において誘導居住面積水準と最低居住面積水準を定めています。

誘導居住面積水準
単身者 55m2
2人以上の世帯 25m2×世帯人数+25m2
両親と子ども1人なら 100㎡
両親と子ども2人 125㎡

 

誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準であり、都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定した一般型誘導居住面積水準と、都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定した都市居住型誘導居住面積水準からなる。

引用:参考資料 誘導居住面積水準(住生活基本計画(平成23年3月15日閣議決定)より抜粋)

この居住面積を得ることを考えると、例えば建ぺい率が50%の土地であれば、4人家族が暮らす平屋には、250㎡の土地が必要です。

平屋の風通しと日当たりを決める隣家や通りとの位置関係と周辺の環境

日当たりと風通しの良い平屋

隣家や通りとの位置関係という面から考えると、2階建てや3階建ての住宅より距離をとる必要があります。隣家との距離が近すぎたり、周辺にマンションやビルが多い環境だったりすると、陽射しと風が遮られてしまいます。その結果、日当たりが悪く日中から照明を点けなくてはならない、窓から風が入らず家の中の熱を排出できないという問題が発生します。

2階建て、3階建て住宅であればこのような問題は設計で解決できます。例えば、上の階にリビングを配置する、吹き抜けを設けて上の階からの陽射しを採り入れ、高低差のある窓で立体的な風の通り道を創るといった方法です。ただ、平屋ではそれができません。

もちろん、新築時には優れた換気システムが導入されますが、風通しの悪い家では窓からの爽やかな風を楽しむ良さは得られません。また、隣家や通りとの距離が短いと、外部からの視線が入りやすくなり、プライバシーが確保できない家になってしまう恐れもあります。

上の階があれば、周辺の環境に合わせて1階はガレージにする、リビングは2階にして日当たりと景観の良さを得るなどの間取りにできますが、平屋ではできません。

また、周辺にビルやマンションが多い場合には、日当たり、風通し、プライバシーを確保するために、コの字型やロの字型の平屋にするという設計もあります。この方法は有効ではありますが、一般的な方形の平屋と比較すると広い敷地が必要です。どの方法を取る場合にも、平屋には住宅の床面積の確保以外に、ゆとりある敷地面積が求められます。

京都市には暮らしやすい平屋を建てられる住宅地が多い理由

京都市の住宅地

都心部で平屋を建てたいと思っても、土地の条件の難しさから平屋をあきらめるケースは少なくありません。平屋を建てる為に利便性の低い地域にするという選択肢もあります。ただ、その場合には、通勤・通学・日常的な買い物に時間がかかり、暮らしにくくなる恐れがあります。

それでは、利便性が良く、平屋を建てられる環境の調った住宅地とはどのような住宅地なのでしょうか?

平屋を建てられる環境の調った住宅地とは第一種低層住居専用地域

京都市内の住宅地には、第一種低層住居専用地域が非常に多く、全ての用途地域に対して23.7%にあたる3,543haが擁されています。

第一種低層住居専用地域とは、都市計画で定められた用途地域の一つです。良好な住環境を調える為に、高さや後退距離に対して用途地域の中で最も厳しい制限が定められています。その為、第一種低層住居専用地域は、平屋や2階建て住宅が立ち並ぶ静かでゆったりとした住宅街となっています。

京都市第一種低層住居専用地域

出典:京都市 土地利用の計画

ゆったりした敷地に建つ平屋の暮らしやすさ

家族構成に見合うだけの居住面積を確保できる敷地の広さと、恵まれた周辺環境に恵まれた土地には、平屋の良さが十二分に活かされる住宅が建てられます。

子育て期から高齢になるまで安全が続く

階段のない暮らしは、家の中の事故を減らします。子どもや高齢者の家の中での事故が多い場所は、浴室に次いで階段です。また、妊娠中にも階段の昇り降りが危険になる時期があります。

病気になった時に2階の寝室から1階のトイレに行く大変さも避けられます。また、事故や病気で車いすが必要になったとしても、支障なく家の中での移動ができます。庭への掃き出し窓や玄関にスロープをつければ、外部との出入りも楽にできます。

家事負担が減る

ベランダの洗濯物

2階建て住宅で1階にランドリールームを設けない場合には、洗濯物を干しに2階のベランダに上がらなくてはなりません。子育て中には洗濯物の量が多く、何度も往復しなくてはなりません。高齢になれば重い洗濯物を持って階段を上がることが負担になるかもしれません。

平屋であれば、洗濯をする場所と洗濯物を干す場所が平面で繋がっているので、楽に洗濯物を干したり取り込んだりでき、家事の時間と手間を軽減できます。

ライフスタイルの変化に対応しやすい

家は長く住む所です。その長い年月には、何度か大きなライフスタイルの変化が発生します。子育て中には子どもの成長に合わせて日々暮らしの変化があり、その後には子供が成長して独立していく、さらに時が経つと、家を建てたご夫婦が現役をリタイアするなどの大きな変化を迎えます。

この期間に起こる生活の小さな変化や、ライフスタイルの大きな変化の度に、暮らしやすい間取りが変わります。その度に大掛かりなリフォームをするのは大変ですが、平屋には手軽なリフォームでライフスタイルの変化に対応しやすい良さがあります。

子育てに備えての家づくりだったので、新築時にはあきらめた書斎を子どもが独立後には子ども部屋を書斎にするというリフォームを計画することもあると思います。この時、平屋なら1階に書斎を設けることになるので、80代、90代になっても快適に使い続けられます。

庭と融合した暮らしができる

家の中の全ての窓が庭に面しているので、どの窓も庭の景観と繋がり、室内に彩りを与えてくれます。

メンテナンスが楽にできる

新築から十数年経つと、外壁塗装や屋根の葺き替えなど、大掛かりなメンテナンスの時期を迎えます。この際、2階のない平屋は足場が少なくて済む為、メンテナンスが楽にでき、費用も抑えられます。

平屋で注意が必要な点

固定資産税

良い面が数多くある平屋ですが、注意が必要な点もあります。

水害

平屋には2階建てに比べて地震に強い良さがある一方、水害には弱いという問題点があります。京都市には、上京区,中京区,下京区,南区の全域には土砂災害(特別)警戒区域がないという安心感があります。

その半面、1959年(昭和34年)に大雨による淀川の支流である西高瀬川の氾濫や桂川の逆流が発生し、大きな水害が発生しました。その為、特に平屋を建てる場合には、ハザードマップを確認する必要があります。

京都市防災ポータルサイト 水害ハザードマップ

固定資産税

持ち家に対しては年度ごとに固定資産税と都市計画税が課せられます。そして、土地は面積に対して税率が決められます。平屋は同じような床面積の2階建て住宅と比較すると、より広い土地が使われるため、税も高くなる可能性があります。

固定資産税は、毎年1月1日(賦課期日)現在に固定資産(土地、家屋、償却資産の総称)をお持ちの人に、その年の4月1日から始まる年度分の税として課される税金で、税額は固定資産の価格を基に算定されます。

引用:京都市情報館 固定資産税・都市計画税

京都市の住宅街には、平屋を建てる条件の調った土地があるという魅力があります。平屋を建てたいけれど、土地の条件を考えると難しいだろう…とあきらめる前に、お気軽にご相談ください。平屋を建てる土地探しのお手伝いから、暮らしやすい平屋の設計まで最適なプランを提案させていただきます。

 

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京都市左京区|モデルハウス | 光が降り注ぐ吹抜リビングとアウトドアリビングのある省エネ快適分譲住宅

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