広いリビングの高性能な間取り実例|20畳以上のおしゃれなレイアウト

20畳以上の広々リビングがある快適な間取り

家族とのリラックスタイムや友人とのコミュニケーションを楽しむ、広いリビング。

快適な居心地や使い勝手を実現させるために、デザインや動線にこだわる方も多いでしょう。

そこで今回は、広々リビングの魅力やレイアウトの注意ポイントを解説していきます。

空間設計のコツやおしゃれな実例も紹介しますので、ぜひ間取りづくりの参考にしてみてくださいね。

 

このコラムのポイント
  • 広々としたリビングのある間取りでは、明るく開放的な居心地や自由で機能的な暮らしが実現します。
  • 広いリビングのデザイン性だけでなく、間取り・動線の効率性や空調管理も大切なポイントです。
  • 理想的なリビング間取りやレイアウトのコツ、おしゃれな実例も見てみましょう。

 

広いリビング間取りのメリット・デメリット

広いリビング間取りのメリット・デメリットを知ろう

>施工事例:京都市左京区|モデルハウス|Bayern-S

家族構成やライフスタイル、土地、間取りの特徴によってリビングの「広さ」の定義は異なりますが、一般的な4人前後の家族の場合、16~20畳が平均的な広さと言われています。

ここでは、20畳以上のリビングを目安として、広い間取りを最大限に活かすために知っておくべきメリット・デメリット、対策アイデアを紹介します。

なお広いリビングでは、床面積の広さだけでなく、吹き抜けやスキップフロアなど、縦の広がりやつながりを意識した開放的な設計にも注目してみましょう。

 

メリット

広いリビングのメリットと間取りポイント

>施工事例:京都市左京区|新築|H様邸

まずは、注文住宅の間取りに取り入れたい、広いリビングのメリットを見てみましょう。

・明るく開放的な居心地

広いリビングの最大のメリットは、明るく開放的な居心地です。

大きなリビング窓や吹き抜け窓からの自然光が、LDK全体を照らし快適な環境を整えます。

大開口のある広々空間では、外からの新鮮な空気も循環しやすく、健康的な暮らしをお考えのご家族にもおすすめです。

京都の景色を楽しむ窓の配置にこだわって、オリジナリティを高めるのもいいでしょう。

・自由で多目的な使い勝手

広いリビングは、家族団らんや友人を招いたホームパーティーなど、さまざまなシーンで活躍する点においても魅力的です。

近年では、広いリビングの一角にお子様のスタディコーナーや、ちょっとした作業に役立つワークスペースを設けるプランも注目されています。

ご家族のライフスタイルやお好みに合わせて、開放的な空間を活かした自由な活用方法を検討してみましょう。

・高級感のある空間デザイン

吹き抜けのある大空間や勾配天井のデザインが意匠的な広いリビングは、高級感のある住まいを演出したい方にもぴったりです。

広いスペースを活かした大型家具や、壁いっぱいの壁面収納など、圧迫感のない空間だからこそ採用できる贅沢なスタイルを満喫してみましょう。

無垢材をふんだんに使ったフローリングや梁天井、造作家具を取り入れることで、あたたかく上質な雰囲気が、より一層引き立てられます。

・ライフステージに合わせた家具選び

広いリビングでは、家具のサイズや配置に制限が出にくいのもメリットです。

例えば、ご家族のライフステージに合わせた家具の変更や、収納スペースの追加などにも対応しやすく、間取りの印象をアレンジしたい場合にも有利。

ダイニングテーブルやソファの位置や向きを変えるだけで、視覚的なレイアウトの調節も可能になります。

 

デメリットと対策

広いリビングのデメリットと対策ポイント

>施工事例:京都市伏見区|新築|K様邸

続いて、広いリビングを持つデメリットについても見ておきましょう。

デメリットに関しては、必要な対策を講じることで改善できる部分も多くあります。

・生活・家事動線の長さに注意

リビングを広くする場合、生活・家事動線が長くなる点に注意が必要です。

例えば、キッチンからリビング・ダイニングまでの距離に無駄があれば、配膳や片付けが不便になります。

また、掃除に必要な移動範囲も広がります。

対策としては、日常の動きや家事にかかる動線を1つずつシミュレーションして、リビング・ダイニング・キッチンの位置関係を見直すことが大切です。

コミュニケーションの取りやすい効率的なLDKレイアウトで、家事シェアもできる工夫をしてみましょう。

・他の部屋との兼ね合いが大切

広いリビングを設ける際には、他の部屋との兼ね合いにも注意が必要です。

リビングに広い床面積を割くことで、他の部屋が狭くなってしまったり、使い勝手の悪いスペースが生まれてしまったりする場合があります。

リビングへのこだわりのために、他を妥協してしまうことがないよう、間取り全体のバランスを考えることが大切です。

例えば、動線や空間の無駄をなくすために廊下やホール階段をなくして、リビング内で行き来できる「リビング階段」を設けるのもおすすめ。

リビングを中心とした間取りができるので、生活・家事動線においても機能的です。

・空調管理・冷暖房効率を高める

大開口や大きな吹き抜けのあるリビングでは、空調管理の難しさや冷暖房効率の低下が心配されるケースもあります。

空気の流れを改善する換気システムの導入や、間取りの広さに合った設備の選択、適切な冷暖房アイテムの併用で、快適な室温を保てるようにしましょう。

特に、外気の影響を受けやすい大きなリビング窓や、冷暖房設備の効率を下げやすい吹き抜けなど、将来のランニングコストにも関わる部分の断熱性・気密性に注意しておくことが大切です。

 

>関連コラム:全館空調の家で大切な5つのポイント|ランニングコストを抑えて快適な暮らし

 

おしゃれな広いリビング実例

次に、広いリビングをおしゃれにコーディネートするためのポイントを実例と合わせて紹介します。

 

L字ソファが優雅な広々リビング

優雅なL字ソファが似合う開放的なリビング実例

>施工事例:京都市左京区|モデルハウス|光が降り注ぐ吹抜けリビングとアウトドアリビングのある省エネ快適分譲住宅

L字ソファは、広いリビングを優雅に演出するアイテムとして人気があります。

ご家族がゆったりとくつろげる大型家具は、視覚的に空間をゾーニングする役割もあるため、レイアウトによってリビングの印象も変わります。

実例の住まいでは、リズミカルな無垢の梁とモダンな畳スペースとの相性を考えたシンプルなデザインと配置で、落ち着いた雰囲気のリビングに仕上げました。

 

吹き抜けを楽しむこだわりレイアウト

吹き抜けから見える広いリビング実例

>施工事例:京都市左京区|モデルハウス|Bayern-S

吹き抜けのあるリビングでは、縦の広がりと2階からの明るい光が楽しめます。

2階にいるご家族とのつながりが感じられるリビング×吹き抜けレイアウトで、間取り全体の一体感を生み出すことができ、家族間のコミュニケーションも取りやすくなることでしょう。

勾配天井のデザインや2階からの眺めにもこだわった、おしゃれで開放的な間取りが完成しました。

 

>関連コラム:吹き抜けや勾配天井が開放的な平屋デザイン|採光とプライバシー保護の両立を実現

 

外の景色と調和する開放的な間取り

外の景色と調和する開放的な間取り
広いリビング続きにフラットな和室を設けた和モダンな間取り実例。

リビングからのびやかに広がる視界と、アウトドアリビングにいるような四季折々の借景が楽しめる贅沢なプランです。

インテリアにも木製家具や畳などの自然素材を取り入れることで、外の景色との一体感も増し、のびのびと暮らしやすい住まいに仕上がります。

 

2階からの眺めがいい玄関すぐリビング

2階からリビングにいる家族とつながるダイナミックな間取り実例

>施工事例:京都市左京区|新築|S様邸

ダイナミックな吹き抜けが印象的な、玄関すぐリビングの間取り。

コの字型に囲まれた2階通路から、リビングが見える遊び心のあるデザインが魅力で、どこにいてもご家族とのつながりを感じられる住まいです。

家に入った瞬間から開放的な広い間取りは、ご家族やゲストを迎え入れるのにもぴったりです。

プライベートなシューズクロークへの動線も設けて、日常的な機能性もしっかりと確保しています。

 

>関連コラム:吹き抜けリビング階段の魅力と間取りの成功事例|30~40坪の開放的な暮らしの設計ポイント

 

20畳以上でつくるリビング間取りとレイアウトのコツ

20畳以上のおしゃれなリビングレイアウトのコツ

>施工事例:京都市左京区|新築|S様邸

最後に、20畳以上の広いリビングをつくる際に押さえておきたい、間取り設計やレイアウトのコツをまとめて紹介します。

 

吹き抜けでつくる縦の広がり

広いリビングに吹き抜けを設けることで、キッチンやダイニングまで明るく開放的な間取りに仕上がります。

縦の広がりを強調する吹き抜けは、玄関や廊下にも採用されますが、大きな吹き抜けをご希望の場合は、住まいの中心となるリビングが最適です。

吹き抜けを活かしたハイサイドライトや梁天井が楽しめる、優雅なリビングをデザインしてみましょう。

リビング階段のおしゃれなデザイン

リビング階段は、1階と2階をつなぐだけでなく、ダイナミックなインテリアとしても活躍します。

広いリビングのアクセントとして空間に適度なメリハリを与え、間取り全体の雰囲気を引き締めてくれます。

あたたかみのある木製階段や、透過性のあるスケルトン階段など、数あるバリエーションの中から、ご家族の暮らしや住まいのイメージに合った、階段デザインを検討してみましょう。

動線の効率化と余白の見せ方

便利でゆとりのあるリビング空間をつくるためには、効率的な動線の確保や、余白の残し方がポイントになります。

リビングからダイニングやキッチンまでの動線上に家具を置かない工夫や、自由な移動を叶える余裕のある通路幅を考えてみましょう。

例えば、壁際に家具を配置することで、リビングの床を広く残すのも効果的です。

物を置かない余白スペースの確保を意識して、くつろぎスペースの「広さ」を強調してみましょう。

各部屋とのつながり

広いリビングを持つ場合、他の部屋とのつながりを考えることも大切です。

リビングを中心とした間取りで、ダイニングキッチンや子ども部屋、洗濯室、寝室など、各部屋への動線や距離がほどよくつながるレイアウトを検討してみましょう。

間取りに制限があるケースでは、壁や廊下、ドアをなくしたオープン設計で、リビングからの移動がしやすく、各部屋にいるご家族の様子も感じられる一体型間取りが人気です。

ご家族のライフスタイルに合った、使い勝手のいいつながりを意識して、快適な間取りを検討してみましょう。

 

>関連コラム:南玄関の間取りで家事動線を最適化|35~40坪の注文住宅プラン5選

 

>関連コラム:1.5階建て間取りのおしゃれな使い勝手|自由な活用方法とデザイン実例

 

まとめ│広いリビングでおしゃれな間取りを実現

広いリビングのあるおしゃれな間取りを楽しむ暮らし

>施工事例:京都市左京区|新築|M様邸

広いリビングのある間取りは、明るく開放的で高級感漂うデザインとの相性もいい素敵なプランです。

生活・家事動線の見直しや住まいの断熱性・気密性の向上、空調管理など、快適な空間づくりに欠かせないポイントを押さえて、おしゃれで使い勝手のいい空間に仕上げましょう。

ぜひ、ご家族みんなが満足できる快適な家づくりで、自由な暮らしを楽しんでください。

 

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