1.5階建て間取りのおしゃれな使い勝手|自由な活用方法とデザイン実例
平屋プラスαの自由な間取りが魅力の1.5階建ての家。
平屋と2階建ての良いところを活かした、柔軟性のある設計で、幅広い世帯の暮らしにフィットするプランです。
今回は、1.5階建ての特徴から、おしゃれな使い勝手や施工実例を紹介していきます。
「平屋では部屋数が足りるか心配」「吹き抜けを活かした間取りを楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
このコラムのポイント |
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目次
平屋と2階建てのいいとこどり間取り
まずは、多様なご家族のライフスタイルに対応する、おしゃれな1.5階建ての特徴を見てみましょう。
1.5階建て間取りとは
1.5階建てとは、主に平屋の設計をベースにしたプランに、部分的な2階フロアを設けるスタイルで「平屋プラスαの家」や「平屋風2階建て」などと呼ばれる間取りです。
天井高1.4m以下の制限があるロフトを設ける場合は1階建て、2.1mを超える部屋をつくる場合は、建築確認申請上「2階建て」の家として扱われます。
そのため、平屋のフラットな生活・家事動線と、ロフトのような制限に縛られない2階部屋の機能を備えた居室として快適な間取りが、1.5階建ての特徴です。
どんな家族に向いている?
1.5階建ては、将来的には平屋のような暮らしが理想だけど、今は子ども部屋や書斎が必要、ライフステージの変化に対応できる間取りが欲しいという、ご家族におすすめのプランです。
平屋のお悩み
- 「十分な部屋数を備えた平屋に適した広い土地がない」
- 「2階建てのような天井高が欲しい」
- 「平屋のプライバシー性が心配」
2階建てのお悩み
- 「2階建てでは将来部屋が余ってしまう」
- 「日常的な階段の上り下りが負担になりそう」
- 「家族が個室にこもってしまうのを避けたい」
1.5階建てでは、日常生活に必要な間取りを1階に集約させ、お子様の成長やご家族のライフスタイルの変化に合わせて2階フロアの使い方を自由に変えることが可能。
そのため、平屋と2階建ての気になるポイントを解消しながらメリットを活かす「家族とのつながりやコミュニケーションを大切にしたい」ご家族が理想とする暮らしもデザインしやすくなります。
>関連コラム:2階建て注文住宅で人気の30~50坪間取り|空間デザインのコツを実例で解説
【実例】1.5階建て間取りの活用方法とデザイン
それでは、実際の実例を見ながら1.5階建て間取りの活用方法とデザインをチェックしてみましょう。
高級感のある吹き抜け空間
1.5階建ての魅力の1つに、吹き抜け空間を活かした開放的なデザインが挙げられます。
自然光をたっぷり取り込むダイナミックな勾配天井の吹き抜けが、視覚的な広がりと高級感を演出します。
2階からの目線と合わせたハイサイドライトからの景色や、透過性のあるリビング階段で、優雅なインテリア性の高い間取りに仕上がりました。
>関連コラム:吹き抜けリビング階段の魅力と間取りの成功事例|30~40坪の開放的な暮らしの設計ポイント
平屋プラスαの書斎・ワークスペース
1.5階建て間取りでは、LDKや水回り、寝室といった主要な生活空間を1階に配置して、プラスαあると便利なお子様のスタディコーナーや書斎が持てるのが魅力です。
完全2階建ての個室のように、しっかりプライバシーが保てる設計の他、ロフトのように吹き抜けを楽しむ開放的な空間づくりもおすすめ。
平屋の機能性や利便性を保ちつつ、学習・仕事・趣味の時間も満喫できる「欲しい空間」の確保で、メリハリのある暮らしが実現します。
お子様も楽しめる多目的スペース
2階部分にお子様の遊び場や学習スペースを配置することで、すっきりと片付きやすい1階フロアとお子様がいつでも自由に使える環境が整えられます。
2階スペースは、お子様の成長に合わせてフレキシブルに対応できるため、プレイルームから勉強部屋へと変化させやすいのも特徴です。
固定階段や手すりの設置で、お子様はもちろん、将来高齢なご家族が安全に使える設計にしておくのもポイントです。
>関連コラム:モダンおしゃれな京都の注文住宅実例5選|設計施工・価格・デザインのいい信頼できる工務店
まとめて便利な大型収納
平屋のような間取りをつくる場合、土地の広さや間取りの関係で十分な収納スペースが確保できないケースも少なくないでしょう。
1.5階建てでは、2階フロアに季節もののアイテムや衣類をまとめて収納して、1階フロアは生活感のない開放的な間取りに仕上げるのも有効です。
この場合、2階への動線はご家族の使い勝手を考えた「リビング階段」がいいかもしれません。
家族が集まる特別空間
2階フロアには個室を設けるプランだけでなく、ご家族やお客様が集まるセカンドリビング仕様の間取りもおすすめです。
2階からの開放的な景色が楽しめる窓や吹き抜けのある特別空間は、まるで別荘に来たかのようなリラックス感を楽しませてくれます。
勾配天井の板張りや無垢材の梁を味わう内装にもこだわって、ぜひご家族だけのオリジナルスペースをデザインしてみましょう。
>関連コラム:注文住宅の内装選びで失敗しない上質な演出方法|無垢の家で高級感のある仕上がり
おしゃれな1.5階建て間取りのつくり方
最後に、1.5階建ての間取りをおしゃれに仕上げるためのポイントを押さえておきましょう。
平屋として暮らせる間取りプラン
1.5階建て間取りのメリットを十分に活かすためには、まず平屋としての機能性や利便性をしっかりと確保することが大切です。
見通しのいいキッチンや広々としたリビングダイニング、使い勝手のいいランドリールームなど、利便性の高い暮らしに必要な間取りを1階に集約させましょう。
勾配天井を活かした空間デザイン
大きな吹き抜けや2階の勾配天井のデザインを楽しむ、自由な空間づくりもポイントです。
平屋では味わえない縦の空間を活かしたダイナミックな視界や、吹き抜け窓からの景色を取り込む、開放的な2階間取りを検討してみましょう。
デッドスペースの有効活用
限られた間取りで平屋のような充実した1階をつくるためには、階段下のスペースやリビング脇のデッドスペースを活用して、ちょっとした収納やワークスペースを設けるのもおすすめです。
2階に大型収納を設ける場合でも、子育てや家事に必要なアイテムを使いたい場所にセットしておくことで、将来的にも使い勝手のいい間取りが実現します。
動線と視界のバランス
1階から2階へのスムーズな動線や上下階からの見栄えにも注意してみましょう。
1.5階建てでは、ご家族の行き来が見えるリビング階段や、2階から吹き抜けリビングが見える、コミュニケーションの取りやすいつながりを意識することが大切です。
>関連コラム:吹き抜けや勾配天井が開放的な平屋デザイン|採光とプライバシー保護の両立を実現
まとめ│自由設計で実現する理想の1.5階建て間取り
1.5階建て間取りは、平屋のフラットな暮らしやすさに、プライベート空間や特別スペースをプラスした、ゆとりある家づくりプランです。
吹き抜けの優雅なデザインや、1階と2階のつながり、それぞれの使い勝手を意識して、バランスのいい間取りづくりを目指しましょう。
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