吹き抜けや勾配天井が開放的な平屋デザイン|採光とプライバシー保護の両立を実現
京都らしいスタイリッシュで快適な家づくり。
今回は、平屋で人気の吹き抜けや勾配天井が演出する開放的で明るい間取りの魅力や設計のポイントを実例とあわせて紹介していきます。
各部屋の目的に合わせたデザインの工夫や、採光とプライバシーの関係など、間取り全体のバランスを考えたワンランク上のプランを考えてみましょう。
ぜひ、上品で個性輝くマイホームづくりの参考にしてみてください。
このコラムのポイント |
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目次
吹き抜けと勾配天井がもたらす平屋の魅力
まずは、平屋に吹き抜けや勾配天井をつくる魅力について見ていきましょう。
広々と開放的な空間づくり
1階の天井・2階の床を取り払った空間がおしゃれな、吹き抜けのある間取り。
平屋では、屋根の勾配を活かした高さのある天井が、開放的な吹き抜け空間を優雅に演出します。
フラットな間取りが魅力の平屋ですが、吹き抜けをつくることで得られる縦の空間が、広々とした視界や立体的なインテリアを楽しませてくれるのが魅力です。
吹き抜け×勾配天井のデザインを楽しむ
吹き抜けと勾配天井の組み合わせは、開放感だけでなく、天然木の優しい木肌が映える天井デザインや、ダイナミックな無垢材のむき出し梁などの、趣ある経年変化が味わえるのもポイントです。
また、吹き抜けや勾配天井の傾斜を映し出す、ダウンライトやスポットライトのあたたかくナチュラルな照明と影の演出も魅力です。
開放的な空間に合った、こだわりの大型家具を導入して贅沢な居心地を満喫してみましょう。
スタイリッシュな外観づくり
吹き抜けや勾配天井のある間取りは、平屋の外観にも特徴的な影響を与えます。
例えば、真四角でシンプルな平屋に片流れ屋根や切妻屋根の勾配をつくることで、外観の印象が大きく変化します。
また、勾配の傾きによって「モダンな雰囲気」「高い意匠性」などイメージを変えることができ、それによって窓の大きさや位置も決まってくるでしょう。
間取りや採光の自由度が高まる
吹き抜けや勾配天井がある平屋では、高い場所からの採光・通風が得られやすくなるため、日当たりが気になる土地に平屋を検討中の方にもおすすめです。
吹き抜け窓からの明るい光をリビングにたっぷり届けたり、プライバシーが心配な部屋には外から見えない位置にハイサイドライトを設けたり、窓に関するお悩みにも対応しやすくなります。
また、窓の選択肢が広がれば、間取りの自由度も高まります。
>関連コラム:吹き抜けリビング階段の魅力と間取りの成功事例|30~40坪の開放的な暮らしの設計ポイント
吹き抜け窓やハイサイドライトの工夫と検討
吹き抜けや勾配天井を取り入れた平屋の間取りでは、各部屋の利用目的に合わせた設計や工夫が大切です。
ご家族が集まるリビング・ダイニングエリアには吹き抜けを設けて開放的に、プライベートな時間を過ごす寝室や書斎の天井とは区別するといった、部屋ごとの快適性を考える必要があります。
光の取り込み方と心地いい明るさの調節
間取り設計では、吹き抜け窓や勾配天井のハイサイドライトからの自然光の入り方や、室内の明るさをチェックすることが重要です。
真夏の直射日光や西日が眩し過ぎる位置や、外からの視線が入り込む角度に、開口をつくらないよう、窓の向きや大きさに注意しましょう。
プライバシーを守る安心設計
吹き抜けや勾配天井を取り入れた平屋では、プライバシー性を高める工夫が欠かせません。
各部屋の配置や窓の位置、大きさを決める際には、隣接する住宅の部屋や外からの視線が届く範囲を把握して、対策する必要があります。
例えば、採光・通風を遮らない目隠しや、時間帯によって開け閉めできるロールスクリーンやブラインドを活用してみましょう。
>関連コラム:京都の気候は住みにくい?吹き抜けと空調で快適な住宅に!
【実例】吹き抜け・勾配天井のある平屋の設計ポイント
>施工事例:京都市左京区|モデルハウス|光が降り注ぐ吹抜リビングとアウトドアリビングのある省エネ快適分譲住宅
吹き抜けや勾配天井を備えた平屋では、自然な日当たり風通しが得られる、快適な空間づくりが大切です。
そのためには、吹き抜けや勾配天井をつくる場合の注意ポイントや対策方法を押さえた設計で、無理のないプランを立てる必要があります。
ぜひ、メリットだけでなくデメリットになり得る点も把握した上で、自由な間取りを楽しみましょう。
掃除やメンテナンスの手間を考える
吹き抜けや勾配天井を持つ場合、高い天井や壁面の掃除やメンテナンスが困難になることがあります。
特に、高い位置に窓や照明を設ける場合、日常的な掃除やお手入れが難しく、高さによっては専門業者への依頼が必要になるケースもあります。
いつでも美しい吹き抜け空間や勾配天井のデザインを保つためには、設計段階から安全な掃除方法やメンテナンスのしやすさをプロと相談しながら検討しておくことが大切です。
断熱性・気密性の高さが大切
開放的な空間、オープンな間取りをご検討なら、住まい全体の高い断熱性と気密性の確保が欠かせません。
高い天井にあたたかい空気が逃げて底冷えする冬や、蒸し暑く直射日光が眩し過ぎる夏を避けるためにも、断熱・気密性能を高めて、冷暖房効率のいい住まいを目指しましょう。
また、遮熱タイプのガラスや断熱・気密性の高いサッシを採用するのも重要なポイントです。
>関連コラム:【高気密・高断熱の家で後悔する5つの瞬間】"気持ち悪い・必要ない"言われる理由と対策を解説
子育て世帯または若者夫婦世帯が、エコホーム支援事業者で長期優良住宅またはZEH水準住宅を新築する場合の、補助金制度をチェックしてみるのもおすすめです。
ロフトやスキップフロアとの相性もいい
吹き抜けや勾配天井のある開放的な間取りは、ロフトやスキップフロアとの相性がいいのも特徴です。
広々と明るい空間を有効活用して、お子様の遊び場やご家族の書斎、趣味室として多目的に利用するもの便利です。
リビングからの見栄えや日当たり、風通しを考えたバランスのいい平屋プラスαの空間は、使い勝手だけでなく、インテリアデザインとしてもおしゃれな仕上がりになります。
>関連コラム:注文住宅の内装選びで失敗しない上質な演出方法|無垢の家で高級感のある仕上がり
まとめ│平屋の優雅な魅力を活かす吹き抜けや勾配天井のある家
平屋に吹き抜けや勾配天井をつくる魅力や注意ポイントをはじめ、広々とした空間デザインを楽しむ方法や、プライバシーを守りながら採光を確保する工夫について紹介してきました。
平屋の明るく開放的な間取りは、高級感のある印象だけでなく、ご家族の暮らしのゆとりや快適性を高めてくれる人気のプランです。
建築の知識や経験豊富なプロのアドバイスも参考にしながら、ぜひ理想のおしゃれで快適な家づくりを実現させましょう。
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