全館空調の家で大切な5つのポイント|ランニングコストを抑えて快適な暮らし
夏は暑く冬は寒い、昼夜の寒暖差が激しい京都での家づくりでは、年間を通して快適な環境を保つ工夫とランニングコストを抑える対策が大切です。
全館空調の家は、湿度・空調管理と冷暖房効率の両面でメリットがあり、自然素材の家との相性も良く、ご家族の健康や環境に配慮したマイホームづくりにおすすめです。
今回は、全館空調の家の特徴と魅力、効果的に導入するための5つの注意ポイントを詳しく解説していきます。
全館空調を取り入れて、すっきりとした間取りを実現させた住まいの実例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
このコラムのポイント |
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目次
漆全館空調の家にはどんな特徴があるの?
全館空調の家の特徴は、一言で言えば「住まいの快適さと省エネ性能の両立」です。
まずは、どのようなメリットがあるのか注目してみましょう。
全館空調の家が提供する快適な環境
暑い夏でも寒い冬でも、全館空調の家では常に快適な温度の屋内環境に保たれるのが魅力です。
エアコンなどの冷暖房設備を部屋ごとに設置するのではなく、全部屋に空調機能を備えたシステムを導入するので、どの部屋に居ても快適に過ごせます。
また、温度だけでなく湿度調節も可能なので、ムシムシした梅雨や夏場、乾燥が気になる冬場でも心地良く、高品質な換気システムを採用することで花粉やホコリを含んだ空気をフィルターにかけ、アレルギーや喘息のある方でも安心できる住まい環境を整えます。
省エネでランニングコストを抑える家
全館空調の家は、エネルギー効率の高い設計であることも特徴です。
断熱性能が高く、外気の影響を受けにくい構造なので、冷暖房の効きが良くエアコンやその他冷暖房器具の使用頻度が抑えられます。
断熱性の高い家は、冬場の暖房による温かい空気や夏場の冷房による冷えた空気を逃がしにくいので、効率的に快適な気温を維持させ、結果ランニングコストを抑えるのに大きく貢献します。
露出物が気にならないスッキリとした空間づくり
全館空調の家では、一般的に室内機を空調室または専用の収納スペースに設置することが多く、間取りや内装の邪魔にならないのがポイントです。
こだわりのインテリアや視界の広がる開放的な空間づくりを目指す場合にも安心して採用できるのが魅力で、各部屋にエアコンを取り付けたり、扇風機やファンヒーターを床に置いたりする必要がないので、スッキリとした壁や床を維持できるのも大きな特徴です。
>関連コラム:住宅の断熱性能のua値基準と京都市の年間気温に必要な等級
全館空調の家を建てる際の注意5ポイント
全館空調の家を建てる際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。
ここでは、快適な暮らしを実現するために重要な5つのポイントを紹介していきましょう。
気密性・断熱性の確保
全館空調の家を建てるには、まず気密性と断熱性を確保することが重要です。
外気の影響を最小限に抑えることで、冷暖房効率を最大限に発揮することができます。
断熱材や複層ガラス窓などを適切に選ぶことで、快適な室内環境を保ちながらエネルギー効率の向上をはかりましょう。
間取りサイズに合った設備選び
全館空調の効果を最大限に引き出すためには、住まいの間取りサイズに合った設備を選ぶことが重要です。
部屋ごとに異なる広さや天井高にも配慮して、効率良く空調管理・空気循環のできる設備を導入しましょう。
全館空調の導入費用の高さ
メーカーや間取りの広さによって費用は大きく異なりますが、一般的に全館空調の導入費用は約100~300万円が相場と言われています。
エアコン1台の価格を5~10万円とした場合、一家に5台取り入れると25~50万円で、その他冷暖房器具を加えても、全館空調の導入費用の方が高くなる傾向にあるので、ランニングコストやメンテナンス性をふまえた検討が必要です。
ランニングコストと将来のメンテナンス性
全館空調の家を建てる際には、ランニングコストや将来のメンテナンス性を考慮することが大切です。
エネルギー効率の高い設備を選ぶことで、導入費用は高くてもランニングコストを抑えて、結果的にメンテナンス性の高い、安心の住まいの実現できるよう検証してみましょう。
そのためには、電気会社の見直しや電気代のシミュレーション、将来のメンテナンス計画が重要です。
換気・空調システムの導入
全館空調の家では、換気・空調システムを導入することで、空調管理の機能を高めることができます。
花粉やホコリ、カビを除去する高性能なフィルターや加湿機能付きシステムなど、新鮮な空気の循環や冬場の乾燥などに備えて、四季を通して快適な環境づくりを意識してみましょう。
>関連コラム:温熱環境が地域区分にあう京都新築住宅の性能等級は5・6・7
【実例】京都で人気の全館空調の家
京都では、自然素材を使った家づくりで健康や環境にも配慮した全館空調の住まいが注目されています。
自然素材の温かみや無垢の木の調湿効果を活かした住まいの実例もぜひご覧になってみてください。
自然素材で健康に配慮した家
京都「三都の森」の注文住宅や分譲住宅では、ご家族の健康や暮らしやすさを重視した家づくりを提案しています。
自然素材を使用することで、家の中にいるだけでリラックスできる空間が実現し、天然木の床や珪藻土の壁の調湿効果で快適な湿度・温度で気持ちのいい暮らしが満喫できます。
無垢の木と相性がいい全館空調の家
無垢の木を使用した家づくりでは、天然木の美しい木目や自然の優しい香りによるヒーリング効果が楽しめます。
また、無垢の家と全館空調の相性は抜群で、自然素材の断熱性や調湿効果と全館空調のエネルギー効率が、快適な環境づくりのための機能を最大限に引き出してくれます。
風通しや日当たり、周辺環境にもこだわる家
>施工事例:京都市左京区|モデルハウス|光が降り注ぐ吹抜リビングとアウトドアリビングのある省エネ快適分譲住宅
京都の家づくりでは、風通しや日当たり、美しい自然の景色や街並みを取り込む工夫も大切なポイントと考えます。
例えば、風の通り道や明るく開放的な窓の確保、おしゃれな庭のデザインなど、自然の恵みを取り込むアイデアが満載です。
また、これらの要素は全館空調の家で快適な室内環境をつくる上で欠かせない部分です。
>関連コラム:京都の気候は住みにくい?吹き抜けと空調で快適な住宅に!
まとめ│全館空調の家で快適な暮らしを実現するために
全館空調の家は、自然素材の注文住宅と組み合わせることで、より快適な住環境と自由な間取りが実現するプランです。
検討の際または設計段階では、ランニングコストのシミュレーションやメンテナンス性の確認が大切で、日当たりや風通し、立地条件も全館空調の家づくりに大きな影響を与えるポイントです。
ぜひ、京都をよく知るプロの知識や経験の力も借りながら、満足なマイホームでの暮らしを実現させてくださいね。
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