【三都の森】の家づくり
― アンティーク家具のように、60年後もその先も・・・・
ずっと愛される家 ―
三都の森がつくるのは、ただの家ではありません。
年月を経るごとに味わいと価値が増し、世代を超えて大切にされる、そんな家です。
アンティーク家具のように、住む人と共に時間を重ね、60年後もその先も・・・
ずっと愛され続ける家。それが、私たちの目指す家づくりの姿です。
家づくりの目的
三都の森が目指すのは、
「健康で快適、そして安全・安心して暮らせるマイホーム」です。
見た目の美しさや設備の豪華さだけではなく、そこに住む人が心地よく、幸せに暮らせる空間を提供することを大切にしています。
さらに、住宅の維持コストにも配慮しています。冷暖房費を年間12万円以下に抑え、20年間メンテナンスフリーで快適に暮らせる住宅を実現します。
この目的を実現するために、私たちは「7つの秘密」として設計・構造の工夫を詰め込みました。
1高気密・高断熱
昔から日本の家は、暑さ寒さは当たり前で、それを我慢して暮らしてきました。
特に『日本の家は夏を良しとすべし』といった家屋に対する考えのもと、冬は着込んで暖を取ることで凌ぐ事を強いられてきました。
私たち【三都の森】では
どれだけ意匠に優れていても、最新の設備機器が導入されていても、快適さがなければ暮らしに不満を感じてしまうという考えから、快適さを最大必須としています。
その家で暮らす全ての人が健康で快適に暮らしていただける為の重要な要素が並外れた「断熱性能」です。
三都の森の家は、外気に影響されず、年中快適な住環境を保てる「高気密・高断熱住宅」を標準仕様としています。単に断熱材を多く使うだけでなく、気密性・換気計画・湿気対策まで含めた総合的な設計により、健康でエネルギー効率に優れた住まいを実現しています。

● 並外れた断熱性能
断熱性能は住宅の快適さを決定づける大きな要素です。
三都の森では、UA値0.26W/㎡Kという、日本でも最高水準の断熱性能を全棟で実現。これは、北海道の省エネ基準 UA値0.46W/㎡Kをはるかに上回る数値です。
ちなみに、京都の省エネ基準は、UA値0.87W/㎡Kです。
この「並外れた断熱性能」により、外気温の影響を受けにくく、冬の冷気や夏の暑さが家の中に侵入しにくい構造となっています。冷暖房の効率が飛躍的に高まり、年間12万円以下の冷暖房費も十分に現実的です。さらに、室温が安定することで体への負担が軽減され、ヒートショックなどの健康リスクも大きく低減されます。
三都の森では、この性能を「特別なオプション」ではなく、すべての住宅に標準仕様として採用しています。これが、私たちの考える「未来基準」の住まいです。
● 断熱性能を高める気密性能
断熱性能を真に発揮させるためには、「気密性能」との両立が不可欠です。
気密性とは、建物の隙間の少なさを示す指標であり、高気密な構造は外気の侵入を防ぎ、室内の空気や温度を一定に保つことができます。
三都の森の住宅では、徹底した施工精度により、高気密構造を実現しています。
隙間のない構造により、冷暖房効率がさらに高まるだけでなく、換気計画が正確に機能するという大きな利点があります。これは、室内空気の質を保つためにも重要なポイントです。
加えて、気密性が高いことで湿気の侵入も抑えられ、断熱材の性能が長期間維持されるという副次的効果も生まれます。
断熱・気密・換気のバランスが取れた住まいこそが、真に快適で長寿命な家だと、私たちは考えます。
この「結露に対する先回りの設計思想」は、長く安心して住み続けられる家を提供するための基本方針の一つです。
2全館空調
多くの住宅では、購入時に冷暖房計画まで設計されていることはほとんどなく、高性能住宅でもエアコンの設置場所や空調の使い方は住まい手任せになりがちです。
エアコンをつければ快適になると思われがちですが、実際には機器選びや設置計画、空気の流れまでを考えないと、快適さは実現できません。

● 【三都の森】の冷暖房計画とは
【三都の森】では、住まい全体の空気の流れと温熱環境を計算し、夏は小屋裏エアコン、冬は床下エアコンを使った全館空調を採用しています。
夏は蒸し暑い京都でも、上部に設置した小屋裏エアコンが冷気を循環させて湿度も抑え、さらっとした空気環境を作ります。
冬は床下から暖気をじんわりと上昇させ、足元から包み込むような自然な暖かさを届けます。
どちらも市販のエアコンを活用し、特別な機械や高額な設備に頼ることなく、温度差のない快適な暮らしを実現しています。
断熱・気密性能の高さを生かし、全館空調を効率的に導入。家中どこでも温度差がなく、ヒートショックの心配もない快適な空間を実現します。エアコン1台でも家全体を快適に保つことが可能で、省エネ効果も抜群です。
3自然素材
【三都の森】の家づくりで使う素材は、古くから日本に存在する普遍的な「本物の素材」ばかりです。
本物の素材には五感で感じ、豊かに暮らす為の要素がたくさんあります。手触りや香り、唯一無二の表情など、それぞれが時とともに深みを増し、住まいと共に成長していく喜びを与えてくれます。

● 本物をつかう ~シラス壁・漆喰をつかう~
内装の壁材には、調湿性・消臭性に優れた『シラス壁』や『漆喰』を使用しています。ビニールクロスとは違い、空気の質が柔らかく、時間とともに風合いが増していくのが特徴です。さらに、自分で補修できるためメンテナンス性にも優れています。
● 本物と本物のコーディネート
無垢材、シラス壁、自然石など、空間全体を構成する素材はすべて『本物』。
素材が異なっていても本物同士は調和し、美しい空間を形づくります。
設計と素材が融合することで、上質で落ち着きのある住まいが完成します。
● コストパフォーマンスの良さ
本物の素材は、経年劣化ではなく“経年美化”していくため、頻繁な張替えや交換が不要です。
新建材と比べても長期的に見るとコストパフォーマンスに優れ、家計にもやさしい選択といえます。
● 住まいの静寂性
断熱性・気密性の高い構造と自然素材が織りなす空間は、非常に静かで穏やか。
小屋裏エアコンや床下エアコンも風切音が少なく、外の音も気にならないため、心から落ち着ける暮らしを実現します。
耐震性に優れた構造を採用し、見えない部分にまでしっかりと強度を確保しています。
地震の多い日本において、住まいの安全性は最も基本となる要素です。
構造計算や検査も丁寧に行い、安心して暮らせる家を提供します。
4耐震性能
三都の森は、「耐震等級3」+「減震」の家。
日本に暮らす以上、地震は避けられないリスクです。だからこそ三都の森では、万が一の大地震にも安心して暮らし続けられる住まいづくりにこだわっています。
三都の森の家は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で定められた耐震等級の中でも、最高ランクである「耐震等級3」を標準仕様としています。
これは、震度7の揺れが2度にわたって発生した2016年の熊本地震においても、1棟も倒壊しておらず、大地震が起こった際の信頼性を証明しています。
※国土交通省の「熊本地震における建築被害の原因分析を行う委員会」の報告書による
さらに、建物が倒壊しないだけではなく、大地震の後でも普段どおりの暮らしを守るため、揺れを吸収する「減震装置」を導入。構造強度と減震技術の両面から、安心して住み続けられる家を実現しています。

● 大地震でも倒壊しない耐震工法
三都の森の家では、地震の揺れに耐えるために、構造材・接合部・壁配置のすべてにこだわった耐震工法を採用しています。
柱には、法隆寺でも使用される**桧(ヒノキ)**を使用。年輪が細かく、粘り強く、強度と耐久性に優れた木材です。梁には、**曲げに強く水に強い赤松(アカマツ)**を採用。湿気が多く地震も多い日本の風土にぴったりの素材です。
これらの強い構造材に加え、柱と梁の接合部には高性能な耐震金物を使用。構造体が一体となって地震の揺れを受け止め、倒壊を防ぎます。
● だるま落としのように、下が揺れても上は揺れない減震技術
耐震等級3の構造であっても、揺れによって家具が転倒したり、食器が割れたりする被害は避けられません。
三都の森の家では、建物の**基礎と土台の間に小さな「減震装置」**を設置。大地震の際、基礎の揺れを装置が吸収し、上部構造に伝わる揺れを大幅に抑えます。
この仕組みは、例えるなら「だるま落とし」。基礎が動いても、上が揺れにくい構造です。
装置自体はシンプルな構造のため、大規模な免震設備に比べコストが抑えられるという利点もあります。
建物の倒壊を防ぐだけでなく、大地震の後もそのまま暮らし続けられる家を目指した、三都の森ならではの工夫です。
● 耐力壁と柱の量とバランスで暮らしやすさと耐震等級3を両立
吹き抜けのある大空間や、大きな窓のあるリビングは、暮らしに開放感と心地よさをもたらします。
しかし、柱や耐力壁の量が減ることで、建物としての耐震性能が下がるリスクも伴います。
三都の森では、耐震等級3を守りながらも、希望のプランを実現するために、以下のような工夫を行っています。
・柱・耐力壁の位置と数のバランスを細かく設計
・1階と2階の構造体が重なる割合を示す**「直下率」**を意識して設計
・構造計算に基づく最適な壁配置で耐力を確保
その結果、光や風が通り抜ける大空間と、安心して暮らせる強度を両立することが可能に。
お客様の理想の住まいを叶えながら、見えない部分の安心までしっかりと備えています。
5プランニング
注文住宅は、ひとつとして同じ条件のない「土地」と、ひとつとして同じではない「家族」のために、ただひとつの家をつくるということ。
三都の森では、ご家族の想いに寄り添いながら、性能とデザインの両立を図った、暮らしやすく快適な住まいをご提案しています。

● 土地をしっかり調査し家づくりの条件を把握
家づくりは、まず「土地」を正しく理解することから始まります。
三都の森では、必ず現地に出向き、接道状況・周囲の建物・日当たり・風通し・視線の抜け方など、土地の特性を詳細に調査。
この土地調査に基づき、敷地条件を最大限に活かす設計をご提案しています。
土地ごとに異なる制約を読み解き、その上で光や風、眺望や動線までもデザインに取り込んだ、豊かで機能的な住まいを設計します。
● 理想・希望をしっかりヒアリング
「どんな家で暮らしたいか」「どんな生活が理想か」。
三都の森では、まずお客様の夢やこだわり、ご要望を丁寧にヒアリングすることからスタートします。
ご家族の構成やライフスタイル、日常の動線や趣味、さらにはこれまでの暮らしで感じた「不便」や「こうだったらいいのに」といった体験まで、じっくりとお話をお伺いします。
その内容を一緒に整理しながら、本当に大切にしたいことの優先順位を明確にし、思い描く理想の暮らしを“かたち”にしていきます。
● 理想・希望を超えるプランをご提案
ヒアリングで伺った内容をもとに、三都の森では性能・快適性・デザイン性を融合させたご提案を行います。
・ゾーニング
生活空間を機能的に区分し、使いやすさと動線の良さを実現。キッチンや水回り、リビングの位置関係も、暮らしやすさを最優先に設計します。
・空間の有効利用
高断熱・高気密の家だからこそ実現できる大空間を、吹き抜けやつながりのある空間構成でプランニング。
6デザイン
三都の森では、流行に左右されない、普遍的で美しいデザインを追求しています。
自然素材の質感を活かし、内外観の統一感と経年変化の美しさを備えた設計です。
長く住み続けても飽きが来ず、年月とともに愛着が増す家づくりを大切にしています。

● 軒先は高さを抑え、水平に一本の線を描き、シンプルに仕上げる
屋根のかけ方ひとつで建物の印象は大きく変わります。三都の森では、屋根を「雨を防ぐための機能」だけでなく、建物全体の安定感や美しさを決める重要なデザイン要素と捉えています。
高さを抑えたシンプルで水平なラインの屋根は、落ち着きと品格を与えるだけでなく、耐震性の面でも有利に働きます。
また、屋根を起点として建物全体のデザインを組み立てていくことで、その土地や街並みに自然に溶け込む美しい佇まいが生まれます。
軒先の深い水平ラインが生む美しさと機能性——それが三都の森の家の特徴のひとつです。
● 軒下は人を守る安心な空間
深い軒下は、住まう人を守るやさしい空間です。
真夏の強い日差しを遮り、冬はあたたかな光を室内に届ける。さらに、雨の日も濡れることなく出入りできるなど、快適な生活を支える役割を果たします。
軒があることで外壁の劣化も防げ、建物の耐久性にも寄与します。
また、軒は建物そのものの印象だけでなく、周囲の街並みにも配慮した設計の一部です。
住む人の快適性はもちろん、周囲の住人にとっても美しく感じられる家をつくることが、真の意味での「良い住宅設計」だと私たちは考えています。
三都の森では、建物単体としての完成度だけでなく、周辺との調和にも目を向けた設計を行っています。
7お客様とのコミュニケーション
住まいは建てて終わりではありません。三都の森では、お客様との出会いから打ち合わせ、契約、工事中、そして住み始めた後の暮らしまで、長期にわたるサポート体制を築いています。

● 常にコミュニケーションをとれる関係に
三都の森では、お客様との関係に決まった形を設けず、「できる限りのことをする」姿勢で接しています。
すべてのお客様とLINEでつながり、設計時の細かな相談から、日々のお手入れやご近所との関係まで、いつでも気軽にご相談いただけます。
営業エリアは京都市北部の洛北地域に絞っており、地域密着型ならではのサポートが可能。町会長のご紹介やごみ出しルール、小学校などの学区情報の提供まで、暮らしに必要な情報をしっかりご案内します。
また、引っ越し後の近隣挨拶にもスタッフが同行し、お客様が地域に自然に溶け込めるようお手伝いしています。
● 新築住宅かし保険で最長60年間の保証
三都の森では、「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、すべての新築住宅に「新築住宅かし保険」を適用しています。
この保険は基本の10年保証に加え、10年ごとに延長が可能で、最長60年まで継続することができます。
お引渡し後の万が一にも備え、長く安心して暮らしていただける保証体制を整えています。
● 住宅購入額を上限に100%保証の地震保証
日本は地震大国です。三都の森では、家を建てる以上、万全の備えが必要と考えています。
そのため、住宅購入価格を上限に補修費用を100%保証する「地震保証」をご用意しています。
もしもの災害時にも、経済的負担を最小限に抑える体制を整えています。
● 地盤沈下対策も万全 20年間の地盤保証
建物をしっかり支えるのは、地盤の安定性です。
三都の森では、地震による液状化や地盤沈下などの万一の事態にも備えた「地盤保証」を導入しています。
保証期間は20年間。見えない足元の不安もカバーし、安心して暮らせる環境をお届けします。