京都らしい土間玄関や土間収納がある間取りの魅力|便利な活用方法7選と注意ポイント
和モダンな家づくりで人気の使い勝手やインテリア性で注目の高い「土間」のある間取り。
今回は、京都らしい土間玄関や土間収納を取り入れた間取りの魅力やおすすめの活用方法について紹介します。
土間を取り入れる際の注意ポイントと対策方法も解説しますので、ぜひおしゃれな新築づくりの参考にしてみてください。
このコラムのポイント |
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目次
土間を間取りに取り入れる魅力とアイデア
土間は、昔から日本の家で馴染みのある、玄関と台所や居間の間にある土足で歩けるスペースのことを言います。
近年、主に土間の床材にはタイルやコンクリート、モルタル、天然石などが使われ、傷つきにくく掃除も楽にできるため、管理しやすいのが特徴です。
まずは、京都で住まうのにぴったりの土間のある間取りの魅力を紹介していきましょう。
屋内と屋外をつなぐ土間のある暮らし
土間は、玄関やリビングなど屋内と屋外の境界にあたる場所につくることが多く、ご家族のアウトドアや趣味のスペースとして、またお子様のちょっとした遊び場として、いつでも自由に利用できるのが魅力です。
例えば、玄関アプローチやリビング側の庭から、気軽に土間を通って出入りしたり、屋内にも屋外にも置きにくい荷物を収納したりするのに便利です。
内と外をつなぐ中間エリアとして、多彩な利用価値が見出せる空間が現代の暮らしにもマッチしています。
インテリア性のあるデザインを楽しむ
土間は、空間の広さや形状、床材次第で、デザイン性の高いインテリアとしても楽しめる間取りです。
和の雰囲気漂う上品な土間玄関や、緑を楽しむカジュアルなリビング土間など、ご家族の日常的な活動の幅を広げて、来客時には安心して披露できるのも、うれしいポイントです。
お気に入りの植物や自転車を置いて、おしゃれな空間づくりにこだわるのもいいでしょう。
玄関収納で注目の機能性と使い勝手
土間に玄関収納を設けることで、靴や傘、アウターなどの収納スペースを確保するのもいいでしょう。
土間収納は、荷物の多いご家庭や、動線と収納の機能性を高めたいご家族から人気の間取りです。
床材に使われる素材は、掃除やお手入れのしやすいものが多く、外からの水や泥汚れをそこまで気にせず、気楽に出入り、収納できるのが大きなメリットです。
土間のある間取りの注意ポイントと対策
>施工事例:京都市左京区|モデルハウス|光が降り注ぐ吹抜けリビングとアウトドアリビングのある省エネ快適分譲住宅
土間のある間取りをつくる際に気をつけたいポイントと対策方法もチェックしておきましょう。
素材選びと冬の寒さ対策
土間の床材選びは素材によって異なる特徴やメンテナンス方法を参考に検討するのがおすすめです。
例えば、耐久性やお手入れのしやすさを考慮して、タイルやコンクリートなどの素材を選んだり、高級感のある仕上がりを重視した天然石や石材をコーディネートしたり、ご家族の使い勝手や住まいのテイストに合わせてみましょう。
また、冬の寒さ対策として、床暖房やラグの活用、暖房設備の設置なども検討してみましょう。
土間の日当たりや風通し、空間設計ポイント
土間を設計する際には、空間の位置や広さに合わせた、日当たりや風通しをチェックするのがポイントです。
特に、お子様の遊び場やアウトドアなどの趣味に活用する場合の採光や、収納を設ける場合の通風は、快適な環境を維持するのに役立ちます。
土間以外の間取りとのバランスに注意
土間の広さやレイアウトを考える際は、他の間取りとの兼ね合いが重要です。
土間が必要以上に広過ぎると、他の部屋が狭くなったり、動線が不便になったり、暮らしに支障が出る場合もあります。
間取り全体のバランスが崩れないよう、プロの設計士のアドバイスも参考にしながら、適切な広さを検討してみましょう。
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土間の便利でおしゃれな活用方法6選
それでは、具体的に土間の便利な活用方法を参考になる実例と合わせて紹介します。
ご家族の希望やライフスタイルにぴったりの使い勝手や間取りを探してみてくださいね。
①和モダンで上品な土間玄関をつくる
土間玄関は、近年人気の和モダンな家づくり効果的な間取りの1つです。
例えば、木製の格子や仕切り戸と組み合わせることで、伝統的な雰囲気を演出しつつ、シンプルで洗練された空間をつくります。
②ペットと一緒に暮らす優雅な間取り
ペットと一緒に暮らす住まいでも、土間のある間取りは人気です。
土間は、傷つきにくい素材で掃除しやすい場所なので、ペット用のベッドやトイレを置くのにも安心です。
快適で衛生的な環境を維持しやすい開放的な空間や管理しやすい床材で、家族にもペットにも優しい住まいを実現させましょう。
>関連コラム:モダンおしゃれな京都の注文住宅実例5選|設計施工・価格・デザインのいい信頼できる工務店
③土間収納で暮らしの機能性を高める
土間収納は、外出・帰宅動線を快適化するのに有効な間取りです。
靴や傘、アウターなどの収納アイテムに合わせた設計で、すっきりとした玄関スペースが完成します。
他にもお子様の自転車や趣味の道具など、通常の玄関ではかさばってしまう大きな荷物でも、収納量に合わせた土間をつくることで改善されます。
④通り土間のような京町家らしさを演出
通り土間は、伝統的な日本の風情が味わえる「廊下状の土間」です。
奥行き、あるいはワイドな広がりのある玄関間取りで、玄関から行きたい部屋にすぐ行けるのが魅力。
ご家族の人数が多い場合の使い勝手や京町家のようなデザインを楽しみたい方におすすめの設計です。
⑤冬に活躍、暖房設備や薪ストーブと土間
土間玄関や土間リビングに、デザイン性のあるヒーターや薪ストーブを設置して、土間空間の快適な環境やインテリア性にこだわるのもおしゃれです。
住まい全体のテイストや暖房器具に合う家具やチェアを組み合わせて、ナチュラルで温かな空間を演出してみましょう。
⑥アウトドアや趣味の場として活用
アウトドアや趣味の作業などにも活用できる土間をつくるなら、場所を取らないシンプルな壁面収納のあるスタイルがおすすめです。
カジュアルでモダンな仕上がりや、取り出し・片付けのしやすい「見せる」収納が魅力で、小さなお子様でも「自分でできる」感覚や「お手伝いできる」喜びが味わえる間取りが完成します。
必要に応じて、適切な位置や数のコンセントや照明を検討しておくといいでしょう。
>関連コラム:京都の気候の特徴に合う住みやすさが続く家とは?
まとめ│土間のある、味わい深い暮らしが楽しい間取りづくり
土間を取り入れた間取りは、京都らしい風情を楽しむだけでなく、機能性や使い勝手も兼ね備えています。
注意すべきポイントを押さえつつ、自由で有意義な暮らしが実現するおしゃれな空間づくりを、新築注文住宅で検討してみましょう。
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